医療法人社団立靖会ラビット歯科

診療内容

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入れ歯が合わない

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今まで使っていた入れ歯が合わなくなってきた

お口の中は、髪の毛一本入っているだけで不快感を覚えるほど、デリケートです。月日が経つにつれ、口腔内も変化していき徐々に入れ歯が合わなくなってきます。また、つけ外しを繰り返すうちに入れ歯を固定していた金具がゆるくなってきたり、長く使用すると人口の歯が摩耗(削れる)していき、かみ合わせも変化してしまいます。入れ歯に慣れてからも、定期的に歯科医院へ受診しメインテナンスをすることが大切です。入れ歯にいつもと違う違和感を覚えたら、まずは歯科医院に受診しましょう。

食事のためだけじゃない入れ歯の役割

入れ歯でQOLを向上させましょう。入れ歯は、食事が摂れるということ以外にも様々な役割があります。

その一つに 「転倒防止」 があります。
歯がないと、かみ合わせが不安定になりバランスをとることが困難になります。奥歯を噛むことは重要で、入れ歯を入れないと転倒のリスクは2.5倍になるというデータもあります。
その他にも、「認知症の予防」「しわが伸びて綺麗になる」「発音を取り戻す」
など、様々なメリットがあります。
しかし、
・入れ歯が全然あっていないから痛い
・めんどうだから最近めっきり使わなくなった
・違和感があるから歯がなくなってもそのままにしている
などの理由で入れ歯を使わない方も少なくありません。
お口の中に入るものなので、まずは、入れ歯がどういうものでどうやって作られるのかを知ることが大切です。

入れ歯ができるまで

入れ歯の完成には、大きく分けて5工程あり、完成には、約一か月半かかります。

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①大まかな型取り
既成のトレーを使用し上下の大まかな型取りをします。型に石膏を流しこみ模型を作ります。その模型上で、オーダーメイド患者様専用の”個人トレー”を作製します。
②精密な型取り
個人トレーを使い、今度は、精密な型を取ります。ここでは、口腔内の形だけではなく”筋肉の動き”も採得します。
③かみ合わせの高さ調整
精密な型取りを終えたら、その型にまた石膏を流しこみ、ろうで”咬合床”というものを作ります。これを患者様のお口の中に入れて、かみ合わせの高さ、位置を決めて咬合器に装着し、人工歯を並べて仮の入れ歯を作製します。
④試し入れ(試適)
歯肉に見立てた”ろう”の部分に人口歯を並べて、患者様の口腔内に入れます。審美的な要件、かみ合わせの要件をチェックします。
⑤完成
”ろう”で出来た仮の入れ歯をプラスチックに換えて完成になります。

完成してからの調整

入れ歯は完成してからの調整が重要です。完成してからすぐに使えるようになるわけではありません。デリケートなお口の中に入れ歯を入れると
「痛みがある」「話しにくい」「噛みにくい」「飲み込みづらい」
などの訴えがでてきます。
一つずつ問題を解決するために、通院して調整していくことが大切です。完成後の調整は、目安として 1か月~3か月 かかります※目安です。

部分入れ歯と総入れ歯

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総入れ歯
歯が一本もなくなってしまった場合に作成する入れ歯です。床の上に人工歯を並べた仕組みのものです。支える歯がないため、調整に比較的時間がかかります。

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部分入れ歯
何本かの歯が連なって失われてしまった場合に作製する部分的な入れ歯です。床(しょう)という土台の上に、バネと人工歯で支えとなる歯に取り付ける仕組みです。形はお口と歯の状態で決まります。

入れ歯ってどうやって管理すればいいの?

入れ歯も自分の歯と同じように汚れや歯石がつきます。食後は必ず入れ歯を外して掃除してください。総入れ歯の場合、寝るときは歯茎の安静と口内炎の予防のためにも、必ず入れ歯は水の中に入れて保管してください。痛いからといって、入れ歯を自分で削ったり金属の部分を勝手に調整しないようにしましょう。
よく歯磨き粉を使って入れ歯を洗う方がいますが、歯磨き粉には研磨剤が入っていることが多く、入れ歯が削れてしまうので、入れ歯専用の洗浄剤を使いブラシで優しく水洗しましょう。

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▲食後は水洗する
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▲寝るときは、外して水につけましょう

保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い

保険診療の場合、適用となる素材に制限があります。患者様が困っていることや気にしていることを改善するために、その方にあった素材を選択できることが自由診療のメリットです。その他にも素材の種類や、作製方法も異なります。
詳しくは、サンプルなどのご用意がありますので、お気軽にご相談ください。
また、料金に関しては、※「料金表」をご覧ください、保険診療での作成も可能です。

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▲自由診療の入れ歯
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▲保険適用の入れ歯
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